同じ手順を何回も記述することは大変です。1回の手順を何回も繰り返し行ってくれるfor文を学びましょう。
for 制御変数 = [繰返しの記述式] 〜 next 制御変数までを条件を満足するまで、for文とnext文の間を
繰り返す。
例) for n = 1 to 20 step 1
…
next n
for文とnext文の間をnが初期値1から終値20まで1づつ変化して、20回繰り返します。
for y=100 to 0 step -2
…
next y
for文とnext文の間を制御変数yが初期値100から終値0まで−2づつ変化して、yが0になるまで繰り返します。
次の例はfor文の入子の例です。
for i=1 to 10
for j=i to i+20
…
next j
next i
制御変数iが1,2,3…,10のように変化していきます。その各々に対して、jはiから1づつi+20まで変化します。
s=-1
aa=0
for ii=1 to 20
aa=aa+s*ii
s=-s
next ii
この例については、変数sの符号がどのように変化するかを考えます。
for文の繰返しで、-,+,-,+…,のように変化しているのが解ります。
符号を反転させるような時は、この方法を使います。