文法―3 for文を学びましょう。

同じ手順を何回も記述することは大変です。1回の手順を何回も繰り返し行ってくれるfor文を学びましょう。
 for 制御変数 = [繰返しの記述式] 〜  next 制御変数までを条件を満足するまで、for文とnext文の間を
繰り返す。

 例) for n = 1 to 20 step 1  
     …  
    next n  
 for文とnext文の間をnが初期値1から終値20まで1づつ変化して、20回繰り返します。

    for y=100 to 0 step -2
     …
    next y 
 for文とnext文の間を制御変数yが初期値100から終値0まで−2づつ変化して、yが0になるまで繰り返します。

 次の例はfor文の入子の例です。
 for i=1 to 10
  for j=i to i+20
   …
  next j
 next i
 制御変数iが1,2,3…,10のように変化していきます。その各々に対して、jはiから1づつi+20まで変化します。

 s=-1          
 aa=0
 for ii=1 to 20     
  aa=aa+s*ii
  s=-s
 next ii

 この例については、変数sの符号がどのように変化するかを考えます。
 for文の繰返しで、-,+,-,+…,のように変化しているのが解ります。
 符号を反転させるような時は、この方法を使います。