磨崖仏
狛犬を調べていたら、偶然、磨崖仏のHPを観つける。
自然の崖に掘った仏像(磨崖仏)を撮りに行ってきました。素晴らしい!
また一つ、楽しみが増えた。待ってろよ、何時か撮りに行く?
和田大仏及び
横穴古墳群
指定年月日 昭和四十四年五月三十日
所 在 地 須賀川市大字和田字大仏
所有者 和田区
この大仏は、横穴古墳群が築造されていた崖面に彫り込まれ
た鎌倉時代の
磨崖仏で、
高さ約三・六メートルの
大日如来
(一説には
阿弥陀如来)坐像です。
伝説によると大仏は、大同三年(八〇八)、弘法大師が諸国
行脚のときに、この崖面に
三鈷
(杵の形をして
両端にわん曲して分岐した三本の
矛がついた金銅製の
仏具)をもって彫ったと伝えられています。
現在、大仏の乳部がえぐられていますが、昔、乳不足の婦女
子が大仏の乳部を削って飲むと母乳の出がよくなるとの信仰から
で、当時、人々の生活に密接なかかわりをもっていたことが
うかがわれます。
この付近一帯は、古墳時代、
石背の国の中心地
であったらしくたくさんの古墳が点在しており、大仏の彫られた崖面にも数十
基の横穴古墳が築造されています。これらは、阿武隈川流域を中心に
支配していた豪族の墓跡と考えられています。
昭和六十三年 五月十二日建立
須賀 川 市 教 育 委 員 会
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