切支丹灯籠

切支丹灯籠

 切支丹燈籠きりしたんとうろう 下目黒3-1-3 大聖院内この3基の燈籠は、切支丹燈籠とか織部式燈籠と呼ばれています。
もと、三田千代が崎の旧島原藩主松平主殿頭の下屋敷(後の大村伯邸) 林泉中の小祀内にありましたが、 大正15年10月大聖院に移したもので す。
 中央のもっとも高い1基の棹石には変形T字クルスとキリスト像と おもわれる形状が、 また左右面に、 漢詩が刻まれています。
 この燈籠は徳川幕府の弾圧を受けた隠れ切支丹が庭園の祀等に礼拝 物として秘そかに置かれていたものだと言われています。
 歴史的に文化的価値が高く、全国的にも数少ない燈籠です。

              平成4年 目黒区教育委員会