伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)
国
生み伝承
現存する最古の歴史書『古事記』や
『日本書紀』の
冒頭に
記される神代七代
の最後に登場するイザナギ命と
イザナミ命
の男女二柱の神が、
『於能碁呂島』に
天降って夫婦神となり、
淡路之穂之狭別嶋
(淡路島)を初めに四国・隠岐
・九州・
壱岐・
対馬・
佐渡・
大倭豊秋津嶋
(本州)の『大八嶋国』
という国土を生みました。次いで、祖先神
となる三十五柱の
神々が誕生します。
国生みの大業から始まる神功を果たされたイザナギの大神
は、神権をアマテラス大御神
に譲り、最初に産んだ淡路島の
多賀の神域に
『幽宮』
を構えて余生を過ごされました。宮居
跡の神陵が
『伊弉諾神宮』
創祀の起源だとつたえています。
環境省・兵庫県