金剛院
金剛院は、平安前期の天長6年(829)に弘法大師の
弟子である高岳
親王(真如法親王)に
よって開かれたの が始まりと伝えられています。
現在、境内には重要文化財の三重塔や本堂、
雲山閣
などの伽藍が立ち並び、背景のモミ林やシイ・カシ林などの
優れた自然環境と一体となって、すばらしい景観を形づくっています。
そのほかにも、細川幽斎ゆうさい(藤孝)の作 庭と伝わる小池庭や
高岳親王のお手植と伝わる「千年ガヤ」があります。
また、境内を取り囲む周辺林地は古くから
社叢林
として保存されてきたため、
府県境の尾根筋まで広がる寺域 は豊かな自然が保持されています。
このような優れた歴史的自然環境を府民の財産として 守り、育てていきましょう。
三重塔