瀬底大橋
瀬底大橋は沖縄本島北部の本部半島西側700mの海上に浮かぶ
周囲7.3km、面積3.4kmの瀬底島に架る海峡横断橋である。
本橋は昭和47年度から昭和59年度まで13年の歳月を経て完成した。
橋長は、762m幅員9.75mで、海面より橋桁までの高さは最も高い所
で約25mあり、500t級フェリーが航行できる様になっている。車輛、
歩行者等が通る上部の構造型式は、主径間がアーチ型の鋼ニールセ
ンローゼ桁、側径間は、プレストレストコンクリート箱桁、プレス
トレストコンクリートT桁である。
橋の自重、車輌の荷重を支える下部の躯体は鉄筋コンクリート構
造で基礎型式は水深(約12m)の深いP5〜P9では仮締切兼用鋼管矢板
井筒基礎、A1P1〜P4、P10〜P11は鋼管杭基礎、P12〜P14 A2は直接基礎と
なっている。