布引山釈尊寺
布引山釈尊寺
「牛に引かれて善光寺参り」の伝説
で知られる布引山釈尊寺は、神亀元年
(七二四)の創建と伝えられています。
天文十七年(一五四八)、武田信玄が
楽厳寺入道、布下仁兵衛を攻めたとき
に兵火にかかって消失したのを、弘治
二年(一五五六)望月城主であった滋野
左衛門佐が再建しました。その後も享
保八年(一七二三)に再び野火のために
炎上しています。
現在ある伽藍の多くは、小諸城主牧
野周防守康明によって再建されたもの
です。観音堂内にある
「宮殿」
は国の重
要文化財に、また「白山社社殿」は県宝
に指定されています。
中部北陸自然歩道 環境省 長野県