箱根旧街道と箱根馬子唄

時代に触れる


 ドイツの博物学者エンゲルベルト・ケンベルはオランダ通商使節 の一員として元禄4年(1691)と翌5年に箱根を超え、 箱根の美しさを世界に紹介してくれました。C・M・バーニーは 、この地に別荘を持っていた英国の貿易商です。大正11年に ケンベルの著「日本誌」の序文を引用「自然を大切にするように」 と碑を建てました。・・・
(碑文より)






箱根旧街道

箱根旧街道


箱根旧街道は旧東海道で「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」と箱根馬子唄でもうたわれている。 小田原から三島までの8里(32キロ)。雨天時の箱根峠の ぬかるみを解消するために石を敷き詰めて整備した。 この一部が現在でも写真のように残っている。当時を 思いながら歩いてみた。

箱根旧街道



箱根馬子唄(箱根八里は馬でも越すが・・・)

大井川俚謡碑


島田市の市民会館横の植え込みに、大井川俚謡碑(りようひ:民謡)

    ”箱根八里は馬でも越すが   
            越すに越されぬ大井川”  

の文学碑がある。 1976 年(昭和51年)市が建立した。この俚謡は大井川や 箱根山の 馬子唄として謡われたものである。


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