近戸神社

近戸神社

 近戸神社由緒
   鎮座地 前橋市粕川町月田 一二六一番地
 一、御祭神 大己貴命おおなむちのみこと豊城入彦命とよきいりひこのみこと
 一、由 緒 当社は東国を鎮定した豊城入彦命の姫宮が字丸山に勘
       請した社を延暦十三年(七九四)に移築したものと言
       われている。
        現在の社殿は、鎌倉時代の宝治元年(一二四七)に
       造営されたものと言われ、その後何度か改築された。
        昔から地域の鎮守神・産土神として信仰されるとと
       もに、赤城神社と同じく赤城山信仰による里神であり
       神仏習合時代は、小沼(粕川の水源)の本地仏である
       虚空蔵菩薩をお祀りしていた。
        六百年の伝統を誇る獅子舞と華麗な神輿を昇いでの
       御川降り神事に伴う釉流し神事は「粕川」の由来とし
       て有名である。

近戸神社
 一、例大祭 八月最終日曜(旧例は九月一日)
 一、御神徳 五穀豊饒・家内安全・厄除開運・交通安全・安産祈願
       合格祈願・縁結祈願等
 一、文化財等
    日挨流獅子舞 (ささら)及び御川降り神事 (群馬県指定重
    要民俗文化財)
    御神輿(前橋市指定文化財)
    石造狛犬 (南北朝から室町時代に造られた県内最古の狛犬)
    虚空蔵菩薩像(江戸時代前期の穴 木原で高さ四十センチ)
    六地蔵石殿(旧文部省指定重要美術品)
    赤城塔及び中世石仏群
野口雨情歌碑
     平成二十一年十二月一日
                   宮司 登山 光善

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