井山宝福寺

井山宝福寺

 井山宝福寺は、臨済宗東福寺派の中本山で七堂伽藍が完備されており、 地方では珍しい巨刹といわれております。なお、この寺は天台宗の古刹で あったものを近在、真壁郷出身の名僧鈍庵(どんあん)和尚が、貞永元年 にこの地に伽藍を建立し禅僧に改めたと伝えられております。また、雪舟の ねずみの 伝説も残されております。  (説明版より)  
(Map-Code#111 688 522)

井山宝福寺

 三重塔
 様式は室町中期の特徴を有する代表的な建物といわれ、凡そ600年前 のものであります。幸い、天正年間の兵史にも免れ、再三の修復を経るも 当時の形式を踏襲し、その特質を損することなく保存され、昭和2年国宝の指定を受け、 その後特別保護建物となり、戦後、重要文化財と改称されました。…
 塔内一層には須弥壇を設け大日如来と脇侍四天王を安置し天井には約250年前の 人で鼇山和尚筆の天女の絵があります。  

井山宝福寺

 少年雪舟像。  

井山宝福寺

 幼少雪舟像。