山の辺の道

山の辺の道


 古事記や日本書紀に登場する日本最古の道として知られる「山の辺の道」。 奈良から三輪まで南北に通る道だ。今回、その道を通って天皇陵や神社、 寺を参拝しながら16キロの路を散策した。 そうそう、ここにも芭蕉の足跡があった。
 行ってみたら、こんなところ

大神神社(おおみわ)

大神神社(おおみわ)

   もっとも古い神社の一つである。古代から信仰されてきている 「巳の神杉」も含めて境内の杉は霊木として崇められている。
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狭井坐大神荒魂神社(さいにますおおみわあらみたまじんじゃ)

狭井神社(さいじんじゃ)

   第11代垂仁(すいにん)天皇の御世(約二千年前)に創祠せられ、 ご本社大神神社で大物主神「和魂(にぎみたま)」をお祀りしているのに対して 、「荒魂(あらみたま)」をお祀りしています。「荒魂」とは進取的で活動的な おはたらきの神霊で、災時などに顕著なはたらきをされます。特に心身に関係する篤 い祈りに霊験あらたかな御神意をくだされ、多くの人々から病気平癒の神様として 崇められている。(説明板より) アルバム

檜原神社(ひばらじんじゃ)

檜原神社

   大神神社の摂社「檜原神社」は、天照大御神を末社の「豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや)」 は崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命をお祀りしています。第十代崇神天皇の 御代まで、皇祖である天照大御神は宮中にて「同床共殿(どうしょうきょうでん)」 でお祀りされていました。同天皇の六年初めて皇女、豊鍬入姫命(初代の斎主) に託され宮中を離れ、この「倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)」に「磯城神籬(しきひもろぎ)」 を立ててお祀りされました。その神蹟は実にこの桧原の地であり大御神を引き続き お祀りしてきました。そのことより、この地方を今に「元伊勢」と呼んでいます。 檜原神社はまた日原社とも称し、古来社頭の規模などは本社である大神神社 に同じく、三つ鳥居を有していることが室町時代以来の古図に明らかであります。(説明板より) アルバム

長岳寺(ちょうがくじ)

長岳寺

  長岳寺は1200年の歴史を経ており、天長元年(824)6月に空海(弘法大師) が開基したと伝える真言宗の大道場として知られ、かつては本堂外に五重塔、 十羅刹堂、真言堂経蔵、宝蔵、愛染堂、大師堂、宿堂及び寺中坊舎四二坊、 来客坊、浴室などがあった。普賢院記録によれば嘉録元年(1225)8月12日 西大寺の中興、興正菩薩が当寺別院律家霊山院の静慶に不動弥蛇胎蔵秘 道場観を受けている。境内12000坪にわたり四季折々の花の咲く寺で関西花 の寺25霊場第19番札所で、日本最古の道と言われる。(説明板より)    アルバム