天性寺

天性寺

  曹洞宗来迎山天性寺
 篠川御所の足利満貞公は応永27年(1420) 京都の天龍寺(足 利尊氏を祀るお寺)の「天」「龍」 一字づつ入れて、天性寺と龍性寺の二寺を御所内に開山しました。
 龍性寺は明治6年(1873) 廃寺。 天性寺は明治43年(1910) 汽車からの飛び 火にて焼失のため現在地へ移りました。
郡山市指定重要無形民俗文化財
笹川のあばれ地蔵
      平成十八年二月二十一日指定
 笹川のあばれ地蔵は、天性寺を中心として、 安積町笹川地区で、毎年十一月二日に行われて いる年中行事 (風俗慣習)です。
 また、この行事は、収穫期という季節の変わ り目に行われる訪れ人・来訪神の民俗行事の中 でも、ヤナギの木で作られた地蔵を大地に打っ (鎮魂)という仏教と習合した型をとっている めずらしい行事です。
 起源は不明ですが、明治十四(一八八一)年に 発行された『岩代国安積郡笹川村地誌』に記述 が見られ、地域に根ざした年中行事です。
 行事の担い手は、一時期、子ども達から青年団 に移りましたが、昭和四十二(一九六七)年から 再び子ども達が担っています。  郡山市教育委員会

天性寺
 

天性寺
 「笹川のあばれ地蔵」 郡山市指定文化財 平成18年2月21日 指定
笹川のあばれ地蔵は、天性寺を中心として、笹川地区で、 毎年11月2日に行われている年中行 事です。
 またこの行事は、収穫期という季節の変わり目に行われる訪れ人・来訪神の 民俗行事の中でも、 ヤナギの木で作られた地蔵を大地に打つ(鎮魂)という仏教と習合した型をとって いるめずらしい行 事です。
 確かな起源は不明ですが、嘉永年間(1848〜1854)からと記した文書もあり、明治14年 (1881) 発行の笹川村地誌には、はっきりと記述が見られ地域に根ざした年中行事です。

天性寺
 芭蕉句碑

   「まゆはきを おもかげにして 紅粉の花」

尾花沢から立石寺に向かう途中の天童(「 芭蕉おもかげの丘 」)に同様の句碑がある。