龍潭寺(りょうたんじ)

龍潭寺


 歴史と花と緑の古刹の龍潭寺は、今から1300年前、天平5年(733)行基菩薩により開創され、 黙宗端淵禅師によりご開山した禅宗の寺である。
井伊谷は、井伊家共保の出生(1010)の地であり、24代直政公が彦根に出世されるまで、井伊家が治めている。
 一万坪の境内には、本堂(1676)を始め庫裡、開山堂、総門、井伊家霊屋などの 建物が、江戸時代そのままのたたずまいを残しいる。
歴史との出会い
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庭園

庭園


小堀遠州は滋賀・長浜の出身で、 二条城二の丸の庭園を作るなど当代一の文化人である。 また、駿府城の作事奉行を勤め、同じ作事奉行を勤めた25代直孝と親しく、 その依頼により作られた、この庭園は四季折々の変化に富むことから、 来館者が多く訪れている。




龍の図

龍の図


 江戸時代の龍の図(旭英筆) 




龍の彫刻

龍の彫刻


江戸時代古堂に使用せし蛙股の彫り物(伝左甚五郎作)


丈六の仏

丈六の仏


 丈六の釈迦牟尼佛(じょうろくのしゃかむにぶつ)
享保14年(1729)雲長作の寄木作り。遠州地方第一の大仏で、 一丈六尺(5b)の大きさですが、座像のため3bほどの高さである。
 明治初年に起こった廃仏棄釈(仏教を排斥しお寺をこわす) の動乱で子供たちの落書きによる傷が大仏に付いた。